【歌詞考察】イエモン「JAM」の歌詞が最近心に刺さる

 THE YELLOW MONKEYの「JAM」という曲を知っているだろうか。

Wikipediaによると1996年2月29日にリリースされ80万枚売り上げた大ヒット曲だ。

この曲の歌詞が最近心に刺さるのだ。

時は裏切りも悲しみもすべてを僕にくれる

僕らは強く 僕らは美しく

儚さに包まれて切なさに酔いしれて

 

過ちを犯す男の子 涙化粧の女の子

たとえ世界が終ろうとも二人の愛は変わらずに

Good Night数えきれない罪を超えて

 

わたしがこの曲に出会ったのは高校生のころだった、当時地元のバンドがカバーしていてそれを聞いたのが始まりだ。

 

それから20年以上たったいま、再びこの曲の歌詞を思い浮かべている。

そう、歌詞の通り数えきれない夜を超えたあと、

再びこの曲のメッセージについて考え直している。

 

裏切り悲しみを幾度となく味わった。

心が震える喜び、感動もあった。

生まれる前のような安心を与えくれる人とも知り合った。

 

そして、すべて通り過ぎたいま、この曲の歌詞は最後のメッセージを与えてくれるように思う。

この世界に真っ赤なJAMを塗って食べようとするやつがいても

過ちを犯す男の子 涙化粧の女の子

たとえ世界が終ろうとも二人の愛は変わらずに

今タイトルのJAMは血、Bloodではないかと考えている。

 

争い、支配、過ち、涙、悲劇。

そのような夜を超えて、生きてゆくあなたは、

儚く美しいのだ。

そして、愛だけは何者も支配できないのだ。

 

いま、「JAM」はこのようなメッセージをわたしに与えてくれるのである。